研究集会のお知らせ
『ことばに向かう日本の学知―テクスト解釈の集積としての学史―』
2010年9月9日(木)〜11日(土)
名古屋大学文系総合館7F カンファレンスホール
名古屋大学グローバルCOEプログラム
「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第9回国際研究集会
http://www.gcoe.lit.nagoya-u.ac.jp/activity/activity01/
こちらにお知らせがありますが、PDFですので、テキスト情報を抜き出しておきます。
9月9日 木
16:00−16:15 拠点リーダー挨拶 佐藤彰一
16:15−16:30 組織委員長挨拶 釘貫亨
16:30−17:30 《講演》カレル・フィアラ[福井県立大学]
言語作品の総合モデルと古代・中世の日本文学作品への応用
9月10日 金
10:00−10:45 金銀珠[名古屋大学GCOE研究員]
近代日本の文法学成立におけるbe動詞解釈
10:45−11:30 宮地朝子[名古屋大学]
山田孝雄「喚体句」着想の淵源
11:30−12:15 小柳智一[聖心女子大学]
『手爾葉大概抄』読解――「手尓葉」と「詞」
13:30−14:15 松澤和宏[名古屋大学]
ソシュールにおける「言語の科学」と解釈学
14:15−15:00 狩俣繁久[琉球大学]
消滅危機言語の研究―― 外からの研究と中での研究
15:30−16:15 李漢燮[韓国・高麗大学]
漢字文化圏における近代語彙の成立と伝播の一例――『漢城旬報』『漢城週報』を中心に
16:15−17:00 ズデンカ・シュヴァルツォヴァー[チェコ・カレル大学]
翻訳以前にテキストを考察する方法の実例―― 謡曲の鸚鵡小町の文章を踏まえて
9月11日 土
10:00−10:45 釘貫亨[名古屋大学]
専門知「国語学」の創業―― 橋本進吉の音韻史
10:45−11:30 山東功[大阪府立大学]
明治期国学と国語学
11:30−12:15 安田尚道[青山学院大学]
万葉仮名の二類の区別はどう理解されたか―― 本居宣長から橋本進吉まで
13:30−14:15 肥爪周二[東京大学]
悉曇学と『韻鏡』
14:15−15:00 岡島昭浩[大阪大学]
近世語学“軽重”義
15:30−16:15 齋藤文俊[名古屋大学]
近世・近代における漢文訓読
16:15−17:00 今野真二[清泉女子大学]
辞書の語釈――『言海』の漢語を緒として
17:00−17:30 総括 釘貫亨
テクスト解釈の集積としての学史