米谷隆史「延宝期より元禄期までの画引字書について」

国文研究』(熊本県立大学日本語日本文学会)第53号(2008.5) p.17-30

抜刷をお送りいただきました。

参考文献として、拙稿「元禄の辞書」(『元禄文学を学ぶ人のために』ISBN:4790708667)をお挙げいただいたほか、拙架蔵の『改正四書字引』も、「延宝年間から元禄年間までに刊行された画引分類を採用する書物年表」に挙げてくださっています。


参考文献は以下の通り。

岡井慎吾(一九三三)『玉篇の研究』(東洋文庫)
岡島昭浩(二〇〇一)「元禄の辞書—中世辞書からの継承と脱却—」(『元禄文学を学ぶ人のために』、世界思想社)
関場武(一九九四)『近世辭書論攷 早引・往来・會玉篇』(慶應義塾大学言語文化研究所)特に第三編と第九編
関場武(二〇〇六)「「四書字引」とその周辺」(『藝文研究』九一-一)
長澤規矩也(二〇〇六)『和刻本漢籍分類目録 増補補正版』(汲古書院)
長友千代治(一九九四)「井原西鶴と出版」(『近世上方作家・書肆研究』、東京堂出版)
林義雄(一九八九)「日本の字典その三」(『漢字講座2漢字研究の歩み』、明治書院)
福田襄之助(一九七九)『中国字書史の研究』(明治書院)
山田忠雄(一九五九)「本邦辞書史概説附表—金玉篇から漢和辞典へ—」(『国語学』三九)
山田忠雄(一九八一)『近代国語辞書の歩み』(三省堂)
山田忠雄(一九九三)『寿蔵録』(三省堂)
米谷隆史(二〇〇二)「解題「増訓画引和玉図彙」」(『江戸時代図説百科 訓蒙図彙の世界』ISBN:4283002135、大空社)
米谷隆史(二〇〇五)「両点本節用集の成立をめぐって」(『熊本県立大学国文研究』五〇)
米谷隆史(二〇〇七)「近世初期刊行の画引字書について」(『国語文字史の研究』一〇、和泉書院)